3Dモデルのスライスと主な設定項目について

2018年5月15日3Dプリンターのすすめ, スライス, 3Dプリンター

3Dプリンターは3Dモデルさえあれば、プリントできるわけではありませんΣ( ̄ロ ̄lll)

3Dモデルをスライスしなくちゃいけません!

スライスってなに?

3Dプリンターは、フィラメント(プラスチックの材料)をノズルから糸のように出します。

このフィラメントの糸を下から順に積層して形を造ります。

そのために、3Dモデルを水平に切り分け、層を作らなければなりません。

このように3Dプリンターでプリントできるように、3Dモデルを層に分けることをスライスといいます。

スライスはスライサーというアプリを使って行います。

スライサーは各プリンターメーカーが用意しています。

細かい操作は異なりますが、主な設定項目は共通です。

スライスの流れ

  1. 3Dモデルデータを読み込む
  2. プリントの設定を行う
  3. スライスする

スライスの大事なところは、プリントの設定です(*^-^*)

主な設定項目について見ていきましょう!

プリントの設定

下の画像は、私が利用しているQiDiテクノロジー社のスライサーの設定項目です。

これをすべて説明していると頭がごちゃごちゃになるので、今回は8番から12番までは説明しません。

必要な時にまた説明します(*´ω`*)

層の厚み

1層1層の厚みです。

この数字が細かいほど積層が薄くなり、綺麗にプリントされます(*’ω’*)

でも、小さすぎるとプリントに時間がかかってしまいます(´・ω・`)

私はテスト出力時は厚めにプリントし、本番では薄くするなど変更して使ってます。

ランプシェードなど光を通して利用するものは積層跡が目立ちます(´・ω・`)

そういう場合も積層を薄くします。

内部の密度(インフィルの密度)

3Dプリンターで作られたものって中身詰まってると思ってませんか?

私は思っていました(`・∀・´)エッヘン!!

実は中身はスカスカなのです。

フィラメント節約のためだと思います。

中身を全く詰めないと壊れやすいので、密度を決めてプリントします。

初期値では15%になっていました。

強度を必要としないものなら15%でも大丈夫です(*´ω`*)

私は負荷がかかるモノを作る場合や小さなものを作る場合は密度を上げるようにしています。

内部の構造(インフィルの構造)

いろんな構造があります(。-`ω-)

基本的には、負荷のかかる方向に対して強度を保てるような構造を選びます。

特に何でも良ければ「Concentric(同心円)」を選んでます(。-`ω-)

上の画像でいうと右上かな。

なぜならプリント時間がちょっぴり短いから(*´ω`*)

フィラメントを溶かす温度

フィラメントを溶かす温度は、フィラメントによります。

おそらく購入したらパッケージに最適な温度が書かれているはず…

私の愛用のフィラメント(PLA)は210℃くらいで使っています。

台座の温度

上の記事でも少し触れていますが、台座を温めないと造形物が反って変形することがあります( ;∀;)

台座の温度を設定できるプリンターでは、ちゃんと設定してあげましょう(。-`ω-)

私はABSなら100℃くらい。

PLAなら60℃くらいで設定しています。

プリント時のヘッドスピード

ヘッドスピードは、ノズルの移動速さをさします。

この設定項目は、フィラメントを出力しているときのノズルの速さです。

もちろん速ければ速いほど、プリント時間は短くなります。

でもプリント結果が汚くなります(´・ω・`)

遅くするとプリント時間は長くなりますが、綺麗にプリントされます(*´ω`*)

私は小さいモノや細かい造形のものは、ヘッドスピードを遅くしています。

逆に大きいモノや直線的な造形は、ヘッドスピードを速くしています(。-`ω-)

移動時のヘッドスピード

この項目は、フィラメントを出していないときのヘッドスピードを指します。

フィラメントを出さずにノズルが移動するときの速さです。

え?それってそんなに大事なの?プリント時のヘッドスピードと同じでいいじゃん(*´ω`*)

って思ってませんか?

私は思ってました(`・∀・´)エッヘン!!

実は大事なのです!

ケーキの生クリームを絞るときのことを思い出してください。

綺麗に絞り出すためには、終わりに手のスピードを速めませんか?

引き抜くような感じ(`・ω・´)

プリント中のヘッドスピードより、移動中のヘッドスピードを速くしないと造形物が汚くなります(。-`ω-)

定着補助の選択

プリント中に造形物が台から剥がれて、プリントに失敗する…なんてことは良くあります(;^ω^)

造形物をいかに台に定着させるかがとっても大切です(`・ω・´)

造形物の定着を助けてくれるのが「ブリム」や「ラフト」です。

こんなふうに、造形物の周りにフィラメントを平たく出力して台に定着させます。

私は「ブリム」でも「ラフト」でもどちらでも良いと思います。

「ブリム」と「ラフト」の違いは上の画像の通りです。

感覚的にはブリムの方が若干定着が良くて、ラフトの方が造形物から剥がした跡が綺麗かな~(*´ω`*)

どちらを選ぶかは好みで良いと思います。

定着補助の大きさ

ブリムやラフトをどれくらいの大きさで出力するかの設定です。

定着を良くしたいなら大きくすると良いと思います。

私は6mm~12mmくらいを使うことが多いかな~(*’ω’*)

 最後に

けっこう細かく説明しました(;^ω^)

こういうことは3Dプリンターを使いながら慣れていけばいいです。

次は具体的な3Dプリンターの選び方をご紹介します!

初心者注意!家庭用3Dプリンターの実用的な選び方とおすすめの3Dプリンター